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SDGs教育推進プロジェクト
本プロジェクトは令和2年度学長教育助成制度採択事業です
これまで新潟市内の保育園と取り組んできました子ども運動機能研究から発展して,2019年にスタートした「にいがた子どもわくはつプロジェクト」は,これまで研究室が活動してきた研究成果を還元するための取り組みの一環です。子どもが不活動によって及ぼす運動機能低下を起こすことのないように、子どもたちがわくわくはつらつに育ってもらうために”わくはつ”という言葉を学生たちで考えました。この言葉を広げながら子どもたちへの身体活動量を増やす取り組みを進めます。
目的

近年における我が国の教育の現状は,国際的に見て学力は上位ですが,読解力などは低下傾向で,世界トップレベルとは言えない状況です。特に学ぶ意欲や学習の習慣が必ずしも十分でないことが危惧されています。学力調査の結果等を活用した学力の現状把握・分析・評価・改善・検証という一連の流れの定着が挙げられ(文部科学省),“主体性”と“自立性”の低下は,未来の日本を支えるための人材育成にとって大きな課題となっています。また一方で,地方の若手人材の流出が止まりません。地方を支える人材の不足は国の根幹を揺るがす問題と考えています。
 これら背景から,ソーシャルキャピタルの観点による研究・教育機関,企業,行政機関,地方自治体が連携した教育環境整備と人材育成への着手が重要です。しかし現在までに具体的な方策と大学が先導する教育モデルの成功事例が存在しません。そこで本教育プロジェクトでは,以下を目的とします。

①学生の能動的学習のプラットフォーム整備
②地域と関わることによる社会課題解決を行政と大学が連携して取り組む
③地域の魅力を体感することで新潟地域に人材が定着することの促進
④SDGsにおけるブランチキャンパス型地域教育連携のモデル化

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ブランチキャンパス

近年における我が国の教育の現状は,国際的に見て学力は上位ですが,読解力などは低下傾向で,世界トップレベルとは言えない状況です。特に学ぶ意欲や学習の習慣が必ずしも十分でないことが危惧されています。学力調査の結果等を活用した学力の現状把握・分析・評価・改善・検証という一連の流れの定着が挙げられ(文部科学省),“主体性”と“自立性”の低下は,未来の日本を支えるための人材育成にとって大きな課題となっています。また一方で,地方の若手人材の流出が止まりません。地方を支える人材の不足は国の根幹を揺るがす問題と考えています。
 これら背景から,ソーシャルキャピタルの観点による研究・教育機関,企業,行政機関,地方自治体が連携した教育環境整備と人材育成への着手が重要です。しかし現在までに具体的な方策と大学が先導する教育モデルの成功事例が存在しません。そこで本教育プロジェクトでは,以下を目的とします。

STEAM教育・STEAM保育の取り組み
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近年、学びの芽生えを育む幼児教育の重要度が増しています。国際的には持続可能な開発目標(SDGs)や教育2030行動枠組(FFA)によって、全ての人が質の高い就学前教育を受けられるようにすることが示されています。わが国においても、2006年の教育基本法改正により幼児教育に関する規定が新たに創設されるなど、健全な成長を促すために重要な位置付けとなっている.この幼児教育を充実させるための手立てとして、理数系の概念を体感的に楽しく身に付けるSTEAM教育が挙げられます。

また、 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)のSTEAMの5領域の中でも、Mの数学的な要素は全ての学習の土台となります。幼児期は数の概念の習得時期であり、あそびを通して数への関心を深めていく必要性が高く、さらに、あそびの中でも幼児期における「運動あそび」を通した教育活動は体力・運動能力向上にとどまらず、心身の健全な成長に大いに寄与すると考えます。

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